天才か?変態か?キムギドク監督おすすめ映画特集

悪い男

あらすじ

孤独なヤクザと女子大生の苛酷な恋愛を描いた異色ラヴ・ストーリー。監督・脚本は「魚と寝る女」のキム・ギドク。撮影は『いい人がいたら紹介して』(映画祭上映)のファン・チョリョン。音楽は「Interview」 のパク・ホジュン。出演は「魚と寝る女」のチョ・ジェヒョン、同じく「魚と寝る女」のソ・ウォン、「ユリョン」のチェ・ドンムン、これが映画デビューとなるキム・ユンテほか。2001年釜山国際映画祭韓国パノラマ部門・アジア映画振興機構(NETPAC)賞、2002年韓国大鐘賞新人女優賞、同年韓国百想芸術大賞最優秀男子演技賞、同年福岡アジア映画祭グランプリを受賞。

あくまでわたしの感想

この映画は私が初めて観たキムギドク作品でした。この映画に力強さに衝撃を受けてより私は映画が好きになったのを覚えてます。当時は北野ブルーを彷彿させる、というようなキャッチコピーだったような気がしていますが、当時からキムギドクはキムギドクでした。
この狂気はどこから出てくるのか、どう生きてきたらこんな映画を撮れるのか、といった衝撃に包まれたのを記憶しています。
私の映画人生を変えたといってもいいくらいの作品です。

 

うつせみ

あらすじ

「魚と寝る女」「サマリア」のキム・ギドク監督が描く、寡黙な青年と人妻の奇妙な物語。チラシ配りをしながら空家を見つけては忍び込み、そこでしばらく過ごすという生活をしている青年が、ある家で夫に暴力を振るわれている人妻に出会う。2人はいっしょに逃避行に出るが、その先でも空家に忍び込み、やがてある空家で死体を見つけてしまう。04年のベネチア国際映画祭で監督賞、国際映画批評家同盟賞など4部門を受賞。

あくまでわたしの感想

キムギドクファンになって立て続けに鑑賞した1本。やっぱり主人公は変わり者だし、もっと言えば変態。主人公にはセリフなし。なのに最高に美しい作品になっている。飽きるか飽きないか、キムギドク映画はこの点で賛否両論かもしれないけど私は全然飽きない!

 

ブレス

あらすじ

刑の執行が迫った死刑囚チャンは、自殺を図ろうと自らの喉を突き声を失ってしまう。一方、夫の浮気を知り心に傷を負った主婦ヨンは、チャンの自殺未遂のニュースを見て興味を抱き、刑務所へと向かう。チャンとの面会に成功した彼女は、余命わずかな彼のために“四季”をプレゼントしようと思いつき……。韓国の鬼才キム・ギドク監督が、2人の愛の行方を色鮮やかに描き出す。主人公チャンを演じるのは「呉清源/極みの棋譜」のチャン・チェン。

 

嘆きのピエタ

あらすじ

30年間親の顔も知らず、天涯孤独に生きてきた男イ・ガンド(イ・ジョンジン)。債務者に重傷を負わせ、その保険金で、利子が10倍に膨らんだ借金を返済させる、血も涙もない借金取立て屋である。 そんなガンドの前に、ある日、ガンドを捨てた母だと名乗る謎の女(チョ・ミンス)が現れる。

ガンドは信じず、彼女を邪険に追い払うが、女は執拗にガンドの後を追い、アパートのドア前に生きたウナギを置いていく。ウナギの首には、「チャン・ミソン」という名前と携帯電話番号が記された、1枚のカードが括り付けられていた。躊躇しつつも、ガンドが女に電話をすると、子守唄が聴こえてくる。ドアを開けると、そこに、涙を浮かべながら歌う女が佇んでいた。

「母親の証拠を出せ」と詰め寄るガンドの、残酷な仕打ちに耐え、彼から離れようとしないミソン。捨てたことをしきりに謝罪し、無償の愛を注いでくれるミソンを、ガンドは徐々に母親として受け入れていく。そしていつしかミソンは、ガンドにとってかけがえのない存在となっていた。 ガンドが取り立て屋から足を洗おうとした矢先、ミソンが突如姿を消す。母の身を案じるガンドに一本の電話がかかってくる。母の悲鳴と激しい物音。「助けて!」という叫び声で電話は切れた。自分が借金を取り立てた債務者の誰かに、母は連れ去られたのだと確信したガンドは、債務者の家を回っていくのだが…。

 

サマリア

あらすじ

「春夏秋冬そして春」のキム・ギドク監督が援助交際をモチーフに10代の少女2人の心の交流を描き、04年ベルリン映画祭銀熊賞を受賞。女子高生ヨジンは、親友チェヨンが援助交際をするのに抵抗を感じながらも見張り役になっていた。が、ある日、警官の取締りを逃れようとしたチェヨンが窓から飛び降りて死亡。ショックを受けたヨジンは、罪をあがなうために、チェヨンの援助交際相手たちを訪ねてお金を返して回ろうとする。

 

春夏秋冬、そして春

あらすじ

1996年のデビュー以来、人間の痛みと悲しみ、社会への憎悪を独特の映像美と残酷性で描いてきた韓国の異端作家、キム・ギドク。山奥の湖の湖面に佇む小さな寺を舞台に、ひとりの男の人生を5つのエピソードで語る美しく静謐なドラマ。山水画をほうふつとさせる韓国の名勝の国立公園をロケ地に選び、国民的民謡歌手キム・ヨンイムが歌うアリランが、映画を情感豊かに彩る。

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